コリアンダーの歴史

コリアンダーはメソポタミアで出土された文字盤の香料植物リストにその名が刻まれ、
旧約聖書には、「エジプト脱出を祝う三大祭の最初の祭りの際は、
ユダヤではコリアンダーの葉を食べなければならない」と記されている程に古くから重要なスパイスとして使われてきた植物です。
薬用としても紀元前からヒポクラテスがその効用を説いていたコリアンダーですが、
古代エジプトでは、また特別な存在だったようで「幸福のスパイス」と呼ばれ薬用や調味料としてはもちろんの事、
コリアンダーを死者と一緒に墓に葬る習慣もあり王家の墓からはコリアンダーの実が沢山見つかっています。
歴史があるだけに伝説もあり、新バビロニアの王ネブカドネザル2世がアミュティスを慰める為に建造した、
バビロンの空中庭園にも植えらていたと言われています。
コリアンダーが日本に入ってきた歴史は意外と古く927年に書かれた書物「延喜式」に「胡づい」という名で出てきますが、
独特な匂いの為かあまり普及しなかったようです。
今では日本でも東南アジア系の料理ではもちろんですが、ハーブティとしてなども親しまれていて、
効能としては緊張をほぐしイライラを静めたりする効果や、
胃液の分泌を促進する事で消化を助けたり食欲の増進に働きかけたり、
腸内にガスが溜まりにくくしてくれるなどがあります。

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